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子どもが夜中に発熱!救急車・夜間受診・様子見の判断基準

赤ちゃんの発熱!夜間帯でも受診すべき? 小児科看護師が徹底解説! 見るべき4つのポイントとは? 登園・受診判断

赤ちゃんを夜間帯受診させるかどうか迷うというあなたに。小児科看護師の視点で観察できる点いろいろ解説できればなと思います。

医療情報について: このページは、家庭で確認しやすい一般的な情報を整理したものです。診断・治療・薬の使用判断の代わりにはなりません。

呼吸が苦しそう、ぐったりしている、けいれん後の様子がおかしい、水分が取れない、生後3か月未満など心配なサインがある場合は、119番、救急受診、または地域の子ども医療電話相談 #8000 などへ早めに相談してください。

要点: 夜間の赤ちゃん発熱で受診すべきかの判断は「①体温(生後3か月未満38度以上は即受診)」「②活気・機嫌(ぐったり・あやしても泣き止まない)」「③母乳・ミルクの飲み」「④明らかな症状(咳・鼻水・下痢がない=原因不明)」の4点で判断。迷ったら#8000へ。

ちなみにうちの娘を例に解説していけたらなと思っております。

以下の判断ポイントでも迷うようでしたらこちらこちら参照ください

赤ちゃんのチェックポイント

娘は現在、生後9ヶ月に突入しようとしておりますが、2度ほど37.5度程度の発熱をしました。

1度目は生後2ヶ月頃、2度目は生後7ヶ月頃でした。正直、小児科看護師でありながら、我が子の発熱にはかなり動揺してしまい冷静さを欠きそうでしたが…病棟以上にオーバートリアージをして夫婦共に看護師で相談して受診しないことを決めました。

まずは赤ちゃんの観察ポイントからリストにすると以下の感じです。

  1. 体温
  2. 活気・機嫌
  3. 母乳やミルクの飲み具合
  4. 明らかなかぜ症状や下痢などの胃腸炎症状がない

1.体温

子どもが夜中に発熱!救急車・夜間受診・様子見の判断基準

一番簡単に赤ちゃんの体調を知ることができるのは体温だと思います。しかし、赤ちゃんの体温は変化しやすくあまり当てになりません。何度か測り直す必要があります。

赤ちゃんはまだ体温をうまくコントロールすることができず、着込み過ぎて熱ごもりしてしまい、その結果、体温が37.5度を超えることもあります。

また、室温・環境温度が低過ぎて体温を維持・増加させようとした結果、上がり過ぎてしまうこともあり得ます。

赤ちゃんの今の体温が病的な発熱なのか、しっかり考える必要があります。まずは慌てず、体温が上がった原因を考え、急ぎ過ぎた受診は避けましょう。

風邪の場合

明らかに咳・鼻水が出ており、発熱していた場合、早めの受診をお勧めします。赤ちゃんの空気の通り道は狭く簡単に症状の悪化につながるからです。

ちなみにですが、赤ちゃんの心肺停止の原因、第一位は気道閉鎖(空気の通り道に何かが詰まる)です。鼻水が詰まることもありますので大切な赤ちゃんのためにも早く受診しましょう。

余談:小児喘息の話

喘息はいわゆる気道が痙攣し咳が繰り返し出てしまうことです。ステロイド吸入をして気道の炎症を抑え咳を止めます。

小児科病棟では小児喘息の緊急入院は明け方に多いです。理由は朝4〜6時ごろ副交感神経が最も優位になるからです。

副交感神経は空気の通り道である気道を狭くするのです。人は走っている時交感神経が優位です。走ると体はたくさんの酸素を取り入れる必要があるため気道を広げて空気をたくさん取り込みます。副交感神経はその逆の作用を示すわけです。

喘息持ちで日中から咳が止まらなかった場合早めに受診したほうがいいです。夜間帯ではスタッフの人数に限りがあるため日中ほど手厚い処置ができない可能性もあります。

もちろんできる限りの手は尽くしますが…

2.活気・機嫌

赤ちゃんの健康状態を確認する一つの指標に活気があります。活気とは元気の良さです。活発に手足を動かしたり月齢によっては笑ったり…活気=動作と思ってもらって構いません。

活気と一緒に確認することは機嫌です。手足活発に動かしていても普段と違った不機嫌さが持続する場合は受診しようかな?の判断材料の一つになります。

経験してる方はご存知だと思いますが、健康な赤ちゃんの活気・機嫌と風邪や胃腸炎等で体調を崩した赤ちゃんの活気・機嫌は明らかに違います。

普段から健康な時の活気・機嫌を覚えておき夜間帯受診するのかの判断材料になれば幸いです。

3.母乳やミルクの飲み

いわゆる哺乳力です。母乳なら母乳を飲む時間、普段と比べて長くないか、時間の割に母乳の減っている感じがあるか。母乳やミルクを飲む間隔が伸びたり極端に短くなっていないか。

極端に短い場合は前に飲んだ量が少ない可能性があります。一つの指標にしてください。

人工ミルクの場合は判断しやすいかなと思います。ただ、便が出ていないだけで飲みが悪い可能性もありますので、これだけで夜間帯に受診だ!なんてことにならないようにしてください。

4.明らかなかぜ症状や下痢などの胃腸炎症状がない

明らかに症状がある場合は翌日朝一で受診すると言うのも一つの手です。一番不安になるのは発熱だけしていて他になにも症状がないことだと思います。

発熱だけの場合は上で解説した通りです。厚着のせいで熱ごもりを起こしている可能性もあるので薄着にして30分や1時間後に再度、測り直してください。

【30秒チェック】夜間発熱、今すぐどうする?

  • 🚨 今すぐ救急・119番
    • 生後3か月未満で38度以上の発熱
    • ぐったりして反応が鈍い・呼びかけに無反応
    • けいれんが起きた
    • 呼吸が苦しそう・肩で息・唇が青紫色
    • 水分が全く取れない
  • ⚠️ 今夜受診・#8000に相談
    • 生後3〜6か月で38度以上が続く
    • 機嫌がひどく悪くあやしても泣き止まない
    • 母乳・ミルクをほとんど飲まない
    • 発熱以外の症状がない(原因不明の発熱)
  • 📅 翌朝受診・様子見
    • 機嫌はまあまあよく水分が取れている
    • 生後6か月以上で咳・鼻水など原因が明らかで軽症
    • 解熱剤で一時的に楽になっている

迷ったら #8000(小児救急電話相談) に電話してください。

まろんの臨床メモ: 夜間発熱で最も重要な判断軸は「体温の数字」より「子どもの状態」です。39度あっても機嫌よく水分が取れていれば翌朝受診でよいケースが多い。逆に37.8度でもぐったりして反応が鈍いなら早めの受診が必要です。「咳・鼻水・下痢などの原因がなく急な発熱」は尿路感染症や菌血症の可能性があり、特に生後6か月未満では慎重な対応が求められます。

まとめ

そもそも皆さんもご存じの通り、小児科の夜間帯の受診は当番医が決まっているため病院に行くだけでは(当番医じゃない病院に受診して)診てもらえない可能性もあります。

夜間帯受診されるなら注意しておきたいポイントの一つですね。そもそも病院にはむやみに行かないほうがいいです。

赤ちゃんはまだまだ免疫力が未熟で簡単に感染してしまいます。小児科は感染症が多いので、他の受診している人は何かに感染しているかもしれないし、自分の症状のない感染症をうつしてしまう可能性もあります。

また、無闇に救急車を呼ばないほうがいいです。病院に行くのはいいですが、帰りはどうしますか?家の人を呼ぶか…

結構外来で待たされることもありますので、ご利用は計画的に。

生後3か月未満の赤ちゃんが38度の熱を出した。すぐ救急に行くべき?
はい、生後3か月未満で38度以上の発熱は、原則として夜間でも早めに受診することが推奨されます。この時期の赤ちゃんは免疫が未熟で重篤な感染症のリスクがあるため、医療機関で診てもらうことが大切です。
発熱のピークはいつ頃?解熱剤はいつ使う?
発熱の高い時間帯は夜間〜明け方に多い傾向があります。解熱剤は「38.5度以上で辛そうなとき」を目安にかかりつけ医から処方されているものを使用します。解熱剤で熱を下げること自体が病気を治すわけではなく、つらさを和らげることが目的です。
夜中に咳がひどい・ゼーゼーしているときはどうする?
犬が吠えるような「ケンケン」という咳はクループの可能性があります。ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音(喘鳴)が強い場合や、呼吸が苦しそう・肋間や鎖骨上がへこむ(陥没呼吸)場合は夜間でも受診が必要です。

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