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最新!子どもの風邪をどう看病するか?小児科看護師が徹底解説!

RSウイルス感染症の看病image 登園・受診判断
RSウイルス感染症で風邪になった子どもの看病を小児科看護師が徹底解説!

どうもこんにちは!小児科看護師&2児の娘を子育て中のまろんです。

医療情報について: このページは、家庭で確認しやすい一般的な情報を整理したものです。診断・治療・薬の使用判断の代わりにはなりません。

呼吸が苦しそう、ぐったりしている、けいれん後の様子がおかしい、水分が取れない、生後3か月未満など心配なサインがある場合は、119番、救急受診、または地域の子ども医療電話相談 #8000 などへ早めに相談してください。

要点: RSウイルス感染症は発症4〜5日目が症状のピーク。鼻水が空気の通り道をふさいで重症化しやすいため鼻汁吸引が重要なケア。感染対策はアルコール消毒が有効(手足口病と違う)。生後6か月未満は特に注意が必要。

今回は風邪の中でもRSウイルス感染症を発症した子をお家で看病する時に気をつけたいことを解説していこうと思います!またいわゆるRSウイルス感染症と診断されていなくても風邪と言われればこの対応で良いと思うので最後までご覧になっていただけたらなと思います!

余談ですが、RSウイルスは以前まで冬に流行るとされていましたが、今は年中見かけるようになっています。

感染症の知識をつけて適切に看病しましょう!小児科看護師おすすめの吸引機もありますので最後までご覧いただけると幸いです。

RSウイルス感染症とは?赤ちゃんに重症化しやすい理由

そもそもRSウイルス感染症ってなんでしょうか?

簡単に言うと風邪かぜなんですが、このウイルスは大人ならほぼ罹った事があって抵抗力を持っています。

しかし、新生児をはじめ乳幼児期で初めて感染すると体の特徴上、重篤な症状を引き起こしやすいです。このRSウイルス感染症の風邪は鼻水が出やすく、新生児・乳幼児は空気の通り道が狭いので重症化しやすいんです。1

RSウイルスの症状はいつがピーク?

主に症状の発症から4〜5日目が症状のピークとなる事が多く、2この期間は在宅で見る上で重症化しやすい期間なので要注意です。

RSウイルス感染症にかかったら家庭でできること

さて、前回の記事では家族内感染の話に触れましたので今回も家族内感染を防ぐための術をお伝えしていこうと思います。

まずRSウイルスの感染経路を確認してみましょう!主な感染経路は二つ!そしてこのウイルスはアルコール消毒が有効なので積極的に使いましょう!

一つ目の感染経路はこちら

①飛沫感染

RSウイルスに感染している子が咳・くしゃみをした際に見えない飛沫が跳び、その飛沫を吸ってしまうと感染が成立します。

多くの大人もRSウイルスによる風邪を発症しますが抵抗力もあり軽症で済む事が多いです。

しかし、新生児や乳幼児(生後6ヶ月未満)はRSウイルス感染症を発症すると重症化しやすいので注意が必要。

予防策はマスクや咳エチケットになります。きょうだいがいる場合は別室で遊ばせる対応はマストです。

②接触感染

接触感染はウイルスと触れ合ってしまうことで感染ります。

例えば、発症している子が鼻を触った手でおもちゃに触れました。そのおもちゃに他の子が触ったり、大人が触ることで感染するわけです。

予防策は発症している子が触ったと思われるものに触らない、どうしても触る必要があるなら(きょうだいでおもちゃを共有してる等)アルコール消毒を行う。仮に触れたらすぐに手洗いを行うはマストです。

また、食器の共有も避けましょう。

私が一番多いんじゃないかなーって思うのが親の食器で子供にご飯をあげること。親が軽症で子供にうつっちゃうパターンですね。

余談になりますが…

感染=発症ではありません。感染して身体の抵抗力が菌・ウイルスに負けた際に発症します。基本的に免疫細胞が日々頑張って外部の菌・ウイルスを退治して清浄化してくれますが、多勢に無勢って言葉があるように、大量に入ってこられちゃうと発症する確率が上がります。

そのため子が発症して菌やウイルスと接触する機会が増える場合、体内に入れない努力が必要になることを忘れないでほしいです。(無防備に過ごせば家庭内崩壊につながります。)

感染対策のまとめ

さて、基本的にはお家の中でもマスクを着用し(理想は親と子共々着用する)、手洗い・消毒を駆使し食器の共有を避ける事が大切になります。他に何かお家でできるケアがないのか、と思われると思うのでもう一つご紹介。

鼻水吸引が重要なのはなぜ?おすすめの方法

鼻水の吸引です。初めに少し触れましたが、小さい子は空気の通り道が狭く、鼻水が空気の通り道を塞いでしまい、重症化しやすいです。症状のピークは発症後4〜5日なのでこの期間、いかに空気の通りを良くするかにかかってきます。

おすすめはこの最新の鼻汁吸引機!とかでいいんじゃないかなーって思います。間違っても、口で吸うタイプの吸引機はNGです。普通に私たち親が同じ感染症をもらいます。

おすすめ品の理由は持ち運びは便利だし洗いやすい。さらに、この吸引機は鼻の奥に入れないタイプなので嫌がる子が少ないです。(もちろんそもそも異物を鼻に近づけられて嫌がる子もいるので…)

ただし、この手の吸引機は鼻の手前までしか吸えないので心配な方は奥の方まで吸えるこちらがおすすめとなります。しかし、こちらは奥に入れるタイプなので嫌がる子が多いのがデメリット。一方奥まで吸えるので重症化リスクを下げる可能性はあります。

少し予算に余裕があるのならこの電動タイプはおすすめになります。電動は基本的に音が子どもの恐怖心を掻き立てるためお薦めできませんが、こちらは一体型になっており、うちの子も問題なく使用できております。ちょっと高いのが傷ですね…。

どの吸引機も吸引後は洗って清潔を保ってください。洗う際は取扱説明書に加えマスクや洗浄後の手洗いを忘れずに行い自分が発症しないように注意しましょう。

【RSウイルス 受診判断チェック】

  • 🚨 今すぐ救急受診(119番)
    • 呼吸をしていない時間がある(無呼吸)
    • 唇や顔色が青紫色(チアノーゼ)
    • 肩で息をしている・あばらの間がへこむ(陥没呼吸)
    • ぐったりして意識がもうろうとしている
  • ⚠️ 今夜・できるだけ早く受診
    • ゼーゼー・ヒューヒューが強くなっている
    • 水分が取れない(母乳・ミルクをほとんど飲まない)
    • 生後6か月未満で38度以上の発熱
    • 症状が発症4〜5日目でぐったりしてきた
  • 📅 翌日以降に受診・様子見
    • 鼻水・咳はあるが水分が取れており機嫌がある
    • 熱は下がってきたが咳が続いている

迷ったら #8000 へ。

まろんの臨床メモ: RSウイルス感染症で入院してくる赤ちゃんの多くが、鼻水が詰まって哺乳できなくなっているケースです。鼻水をこまめに吸引するだけで哺乳量が改善し、脱水を防げることが多い。口で吸うタイプの吸引器は親への感染リスクがあるため避けてください。また「アルコール消毒で大丈夫」という認識はRSウイルスには当てはまります(手足口病のエンテロウイルスとは異なります)。

まとめ

いかがだったでしょうか?基本的には発症している子から感染を防ぎつつ、鼻汁の吸引をしてあげるのがいいのかなーって思います。(もちろん医師の処方薬も指示に従って内服してくださいね。)

きょうだいがいる場合は一人で看病するのが難しいと思いますが、なるべく別室にいることで発症していない子が発症するリスクを下げれますし私たち親も発症リスクを下げておいて損はありません。

また、症状が悪化しないようにケアしていくのも大切です。家でできることに限りがあるので不安がある場合は#8000や病院を受診しましょう。

特に小さい子の症状悪化は急速に進む事がありますので変に気を使ったり家で見るって意地を張ってもこどものためになりません。

家族を守るためにも感染症に対する理解・子どもの特徴と状態を見極めないといけない大変なことですが頑張っていきましょう!

以上参考になれば嬉しいです。SNS等でシェアしていただきありがとうございます!

参考資料・文献

  1. 国立感染症研究所所,”RSウイルス感染症Q&A”,厚生労働省(2024/05/31),(閲覧日2024/08/05) ↩︎
  2. 八尾市,”RSウイルス感染症について”,八尾市HP,(2024/03/08),(閲覧日2024/08/05)) ↩︎

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