はじめに:便秘で悩むお子さん、見ていて本当に辛いですよね
「うちの子、また出てない…」
「便がカチカチで泣いてトイレに行けない…」
そんな悩み、ありませんか?
私は小児科で働く看護師であり、2児の親でもあります(実はパパですが、ここでは控えますね)。
そんな私の子どもも、離乳食期〜幼児期にかけて頑固な便秘に悩まされました。
この記事では、医療の知識+親としてのリアルな経験から、「サンファイバー」と「ビオフェルミンS錠」を使って便秘をやさしく解決した方法をお伝えします。
小児の便秘とは?放っておくとどうなるの?
子どもの便秘は珍しくありませんが、以下のような状態が続くと要注意です。
- 週に2回未満しか排便がない
- 排便時に強くいきんで痛がる
- トイレを嫌がる・隠れて我慢する
- 食欲不振・お腹の張り
特に排便時の「痛い記憶」がトラウマになって、便秘が悪化することが多いのです。
実際に試した!サンファイバー+ビオフェルミンの併用で変わったこと
うちの子(3歳)は、1週間に1~2回しか出ない便秘が続いていました。
医師から薬を出される一歩手前の段階でしたが、まずは生活改善で様子を見ることに。
✅ Step1:水溶性食物繊維「サンファイバー」を導入

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(楽天は2点セットが安いので2点セットをオススメします。個人的にはamazon定期便が一番だと思います。)
「無味無臭で溶けやすく、子どもでも嫌がらない」のが魅力。
ヨーグルトやお茶に混ぜて、朝食時に1日1包スタート。
✅ Step2:腸内環境サポートに「ビオフェルミンS+細粒」



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整腸剤として昔からある定番。子どもの年齢に合わせた量を毎食後に。
余談
腸内細菌に関しては、まだエビデンスもコンセンサスも取れておりませんが、多様性が重要である可能性が高く、我が家では「ビオフェルミンS+」を最初に試し、ビオスリー、ビオフェルミンSと交互に飲ませていきました。
偏った食事がダメなように同じ物をとり続けることも偏った腸内細菌叢になりかねないので子どものことを考えいろいろな整腸剤を試しました。
ちなみにビオフェルミンS+とビオフェルミンSではロンガム菌の有無で4種か3種かの違いです。また、ビオスリーとビオフェルミンS(orビオフェルミンS+)では下記の表のように違います。
整腸剤 ()内はリンク | 菌種 |
---|---|
ビオスリーH 粉末タイプ (Amazon)(楽天) | ・酪酸菌150mg ・糖化菌150mg ・乳酸菌(ラクトミン)30mg (上記は3包中の含有量) |
ビオフェルミンS (Amazon)(楽天) | (下記は3g中の含有量,Sプラスも同様) ・ビフィズス菌18mg ・フェーカリス菌18mg ・アシドフィリカス菌18mg |
ビオフェルミンSプラス (Amazon)(楽天) | ・ビフィダム菌(ビフィズス菌)9mg ・ロンガム菌(ビフィズス菌)9mg ・フェーカリス菌18mg ・アシドフィリカス菌18mg |
以上となります。細かな違いとしてはビオスリーには他にバレイショデンプンが添加されており、最近の餌になることが期待され、ビオフェルミンの方はトウモロコシデンプン、デキストリン、フラクトオリゴ糖が添加されており、こちらも細菌の餌になる物が添加されております。
✍ 実感:始めて5日目あたりから変化が…
- 3日目 → 便がやや柔らかく
- 5日目 → スルッと出て「痛くなかった!」と本人も喜ぶ
- 1週間後 → 毎朝のリズムがつきはじめる
それまでは**「出ない→痛い→我慢→さらに出ない」の負のスパイラルでしたが、
「出せた!→気持ちいい→出したくなる」に変化しました。
医療者としての補足:なぜこの組み合わせが有効?
- サンファイバー → 水分を含んで便を柔らかくし、腸を優しく刺激
- ビオフェルミン → 腸内細菌のバランスを整え、排便のリズムを作る
それぞれ単体でも効果がありますが、併用することで「便の質」と「腸の動き」を両面からサポートできます。
注意点と我が家の工夫
- いきなり大量に摂らない(少量ずつスタート)
- お茶やスープなど水分摂取も意識
- 出たときはしっかり褒めて自己肯定感UP!
- 5日以上出なければ医療機関受診も視野に
よくある質問(Q&A)
Q. サンファイバーって赤ちゃんでも使える?
→ 離乳食期から使えるものもありますが、医師や薬剤師に相談のうえが安心です。この記事で紹介している物は1歳頃から使用できます。
Q. ビオフェルミンって毎日飲ませて大丈夫?
→ 一般的には常用OKとされますが、用法・用量は年齢に応じて守りましょう。
Q.保育園や幼稚園に通っているので3回/日が守れそうにないです。
→一般的に2回/日にしても問題ないと思われます。ただし、2回/日で緩くなりすぎたりした場合は摂取する量を減らし調整してください。
まとめ:頑張る子どもと親の「お守りアイテム」になりました
「また出なかった…」
「かわいそうだけど、どうしてあげれば…」
そんな悩みを、日常に無理なく取り入れられる方法で少しずつ変えていきませんか?
小児科でたくさんの子どもたちと接してきた経験と、2児の親としての実体験からおすすめします。
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