小児科看護師まろんの子育てハンドブック

下痢が長引くとき、腸を休めつつ栄養を戻すバランスが大切です。水分補給を最優先に、消化の良いものから段階的に。乳製品や油分は控えめにし、整腸剤は必須ではなくサポート役として考えましょう。

吐いた直後は30分〜1時間水分を控えて胃を休ませることが大切。再開はティースプーン1杯から10分間隔で少しずつ。経口補水液がおすすめです。

感染性胃腸炎の吐物処理と消毒方法を解説。塩素濃度の早見表(0.1%と0.02%)、洗濯の手順、トイレ・ドアノブの消毒ポイントまで、家族内感染を防ぐための実践的なケア方法をまとめました。

座薬が入らない、すぐ戻る時の入れ方のコツを小児科看護師が解説。準備・挿入・固定の各段階でのポイントと、飲み薬への切り替えなど代替案も紹介します。

0~6歳の発熱時の年齢別受診目安を解説。夜間にチェックすべき観察ポイント、解熱剤の使い方、#8000の活用法まで。印刷できるチェックリスト付きで、いざというとき慌てない準備を。

体温は1日で約1℃変動します。起床時・午前・午後・就寝前の4つのタイミングで測定し、時間帯ごとの平熱を把握することが大切。食後・入浴後・運動後は避けて、同じ部位で測り続けることがポイントです。

高熱が3日続くときの受診の目安を解説。朝下がって夜上がる熱の繰り返しは子どもによくあるパターン。水分摂取・睡眠・反応など観察ポイントと、すぐ受診すべきケースをわかりやすく。

生後3ヶ月未満で38度以上なら即受診。それ以外は元気があるか、水分が取れているかで判断を。解熱剤は症状を和らげるもので病気は治しません。迷ったら#8000へ相談を!