こんにちは!小児科看護師のまろんです!日々の育児本当にお疲れ様です。今日は「疲れにくい身体を作ろう!」のコーナーになります。身体を張って子育てをしていますが、いつまでも続きません。息抜きも必要ですが、共働きフルタイムだとなかなか厳しいと思います。
そんな厳しい子育てを乗り越えるための技術をみなさんに伝授しようと思います。
子育てで疲れにくい身体を作るための技術とは?
赤ちゃんが生まれママ・パパ共に抱える悩みがあります。みなさん何だと思いますか?
答えは「腰痛」です。腰痛は赤ちゃんを抱っこしたり授乳したり子供が2−3歳になっても抱っこをせがまれると抱っこしますよね。
その抱っこの仕方が悪いと腰を悪くし「腰痛」を引き起こします。
少し話はそれますが、看護師は患者さんの体の向きを定期的に変えなければなりません。そのため、ボディーメカニクスを利用しないで行うと椎間板ヘルニアになる可能性が非常に高く「腰痛」持ちが多い職Top10に入るんじゃないかなと思います。
そんな私たち看護師のボディーメカニクスを詳しく解説していこうと思います。
腰痛を予防できる!ボディーメカニクスとは?
腰痛が予防できるボディーメカニクス謳いましたが、実はボディーメカニクスとは日本語にすると「人間工学的に負担のかからない身体の動作のこと」です。
人は無意識に楽な動作を好み実行しています。意識しないで行うとその無意識によって腰を痛めたりするわけです。みなさんも「重い荷物はしゃがんでから取れ」と言われたことはありませんか?
または「重い荷物は身体の重心に近づけてから持ち上げる」とか聞いたことはないでしょうか?これはどれもボディーメカニクスを利用して簡単に、且つ身体の負担を最小限に抑えたやり方になります。
例えば2歳くらいの子どもを抱っこする際は膝を曲げて子どもとハグし、太ももの筋肉を使って持ち上げると腰に負担がかかりにくいです。また、子供に限らず、重い荷物を持つ際はなるべく身体に近づけて太ももを使って持ち上げると良いです。
ただ、この持ち上げる作業少し羞恥心がある方もいるかもしれません。足を広げないと膝を曲げる動作が難しいですし、足を広げることによって基底面積を増やせるので安定するのです。
子育て中に使えるテクニック
さて、先にも例で示しましたが、ここで整理しておこうと思います。
- 赤ちゃんを抱き上げる時、腰を使わずに太もも・膝を使って持ち上げる
- 子供を抱くときはしゃがんでハグしてから太もも・膝を使って持ち上げる
- 重い荷物についても(買い物袋とか)身体に引き寄せてから太もも・膝を使って持ち上げる
- 床にあるモノを取る(しゃがみ動作)際も膝を使って腰に負担をかけない
主に腰に焦点を当てて解説してきました。次は体力づくりにいきましょう!
根本の身体を改善させよう!
今までの小手先テクニックは一回あたりの負担を減らしてくれますが、これが1日の中で何回も頻発すると膝にも負担がかかりますし腰の負担を0にしているわけではないので悪しからず。
そのため基礎体力の底上げが重要になります。子育ての合間で難しいかもしれませんが、1日10分程度でいいので体力づくりを頑張りましょう!
一応エビデンスの高い運動方法としてはタバタ式HIITをお勧めします。また種目としてスクワットスラストをお勧めします。全身の筋肉を刺激でき、VO 2MAXも上がりますので体力づくりとしてはいいのではないしょうか。バーピーほど効果が期待できませんが、バーピーができればもちろんバーピーで大丈夫です。私は子どもが寝ている間or朝子どもたちが機嫌のいい時に10分程度やってます。初めは4分でいいと思います。何より自分のペースで行い筋力を上げていくことが大事です。
まとめ
いかがだったでしょうか?子育て中に行える身体の鍛え方・予防の仕方について解説していきました。私自身もかなり体力がなく初めはきつかったのですが、筋肉がつくことで(女性は基本マッチョにはならない)子供を抱っこ紐で長時間抱っこしていても腰痛が発症しなくなりました。また方周りの筋肉も鍛えられたので肩こりも解消。血行も良くなって冷え性の改善も見えてきました。
運動不足解消にも役立ち長期的に見ると健康体を維持することにも役に立ちますのでぜひみなさんやってみて下さい。
運動は自分のペースで大丈夫です。やらないよりやらないと変わりません。目標に届かなくても大丈夫ですので継続して徐々に目標値に近づけばいいんです。その姿を見て子供たちも成長しますよ!
「子育ては、子育て自体が私たち親の成長・貴重な経験です。」みなさんは自分のどんな姿を見せて子供に成長してもらいたいですか?
以上参考になれば嬉しいです。何も挑戦していない姿を子供に見せれば子供も何も挑戦せず学習意欲も低下、家族関係崩壊なんて簡単に起こります。幸せな家庭を築くためにも日々研磨を忘れずにしましょう!
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