💡この記事はこんな人におすすめ!
- 病棟や外来勤務の看護師で、シフト勤務中に子どもが急に熱を出して困る…
- 病児保育って気になるけど、どう使えばいいの?
- 仕事を休まずに、子どもに安心して寄り添いたい!
はじめに:勤務直前に「熱が出た!」あの朝の焦り…
あの日の朝6時半、2歳の息子の体が熱い。
体温は38.4℃。その日は日勤のリーダー業務があり、簡単には休めない日でした。
「どうしよう…病児保育って使える?」と頭が真っ白になった私を救ってくれたのが、地域の病児保育施設でした。
この記事では、実際に看護師として働く私が「どう準備し」「どう利用し」「どう職場と連携したか」を、具体的にまとめました。
病児保育とは?看護師にとっての“仕事と育児の橋渡し”
🏥 病児保育とは?
子どもが病気(もしくは回復期)で保育園に行けないとき、専門スタッフが一時的に預かってくれるサービス。
🔎 公式定義:
病児・病後児保育事業とは、保護者が勤務等の事情により家庭で保育が困難な場合に、病気の子どもを保育する制度(厚生労働省)
参考:厚労省
🧸 主な種類
- 施設型(院内・保育園併設など)
- 訪問型(自宅に派遣)
- 病後児保育(回復期に特化)
📋 利用条件(例:東京都)
- 利用には事前登録
- 医師の意見書が必要
- 利用時間:8:30~17:30
- 費用:1,500円前後(※世帯により助成あり)
【体験談】看護師ママの私が助かった3つの場面
ケース①:朝の急な発熱(当日利用)
- 前日の登録が功を奏す
- 小児科を受診し、意見書と診断名「突発性発疹」を記載
- 朝8時に施設へ電話→9時に預けて日勤に間に合う!
ケース②:前日に体調不良、翌日病後児保育へ
- 回復期対応型を利用
- 利用中、施設からこまめな報告あり「○時に昼寝、食事完食」など
ケース③:連日利用+職場との調整
- ナースステーションのリーダーに朝一でLINE
- 同僚に「午前だけお願い」と時短勤務で対応
なぜ病児保育が“命綱”になるのか?看護師ならではの視点
看護師ママ視点のメリット | 解説 |
---|---|
業務に穴を空けずに済む | チーム医療に迷惑をかけず済む安心感 |
子どもも適切なケアを受けられる | 専門スタッフが在籍する安心感 |
育児と仕事の罪悪感が軽減 | どちらかを「犠牲にしない」選択が可能 |
💡 補足:看護協会の調査でも、離職理由の上位は「子育てとの両立困難」
日本看護協会|働き方調査(2024)
利用時のチェックリスト【初めてでも安心】
✅ 事前登録は済んでいるか
✅ 医師の意見書はフォーマット通り?
✅ 着替え・保険証・お薬手帳は揃っている?
✅ 子どもの状態を正しく伝えられる準備があるか
✅ 職場にも早めに相談済みか
よくある疑問(FAQ)
Q. 急すぎて登録していないけど…使えない?
A. **使えません。**だからこそ事前登録が“命綱”です!
Q. どのタイミングで病児保育を検討すべき?
A. 朝に38℃以上の発熱+全身状態が悪い場合は、保育園より先に病児保育の可否を確認しましょう。
まとめ|「迷ったら病児保育」が合言葉!
私たち看護師は、「他人の命」を守る仕事をしています。
けれど同時に、「自分の子ども」の命や健康も守らなければなりません。
そんなとき、病児保育はただの保育サービスではなく、**家庭と職場をつなぐ“架け橋”**になります。
✅ いますぐ地域の病児保育施設を確認し、登録だけでも済ませておきましょう。
📎参考・出典リンク(SEO対策も兼ねて)
💬最後に:同じように悩むママ・パパへ
「仕事と育児、どっちも全力は無理」
そんな声をよく聞きます。でも、無理せず「選択肢」を持つことは、誰にでもできます。
私の経験が、誰かの明日を少しでも軽くできますように。
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