1〜3歳の誕生日プレゼント選びって、本当に悩みますよね
小児科で働きながら子育てをしている私も、毎年この時期は「何をあげようかな」と悩んでいます! 1歳だとまだ口に入れちゃうし、2歳になると好みもはっきりしてくる。3歳近くなると「もうこれは卒業かな」というおもちゃも出てきますよね。
今回は、実際に我が子や親戚の子に贈って「これは良かった!」と思えたものを3つご紹介します。選ぶ基準は「長く遊べる」「うるさすぎない」「安全性が高い」の3点です。職場で見てきた事故事例も踏まえて、注意点も一緒にお伝えしていきますね!
誕生日プレゼントを選ぶときの3つの基準
1. 長く遊べるか(成長に合わせて遊び方が変わる)
1歳で買ったおもちゃが3歳でも使える、というのが理想的ですよね。積み木やブロックのように、成長に合わせて遊び方が変化するものは本当に重宝します。1歳は握って舐めるだけ、2歳は積む、3歳は何かを作る、という風に段階的に楽しめるんです。
2. 音の大きさ(マンション住まいでも安心)
これ、意外と見落としがちなポイントなんですよね! 電子音がピコピコ鳴るおもちゃは楽しいんですけど、毎日聞いていると親も疲れちゃいます。下の階への配慮も必要ですし、音量調整できるものや、木製の優しい音のものがおすすめでしょう。
3. 誤飲リスクと安全性
小児科で働いていると、誤飲の事例は本当によく見るんです。3歳未満は特に注意が必要で、直径39mm以下のパーツは飲み込む可能性があります。STマークやCEマークがついているか、角が丸いか、塗料は安全かなど、細かくチェックしたいですね。
年齢別に見る発達と遊びの目安
1歳:感覚を楽しむ時期
握る、叩く、舐める、投げるなど、五感で確かめる遊びが中心です。この時期は「これで遊ぶ」というより「これは何だろう?」という探索活動なんですよね。大きめのパーツで、口に入れても安全な素材が基本になります。
2歳:見立て遊びが始まる
積み木を電車に見立てたり、ブロックでお家を作ったりと、想像力が育つ時期です! 手先も器用になってきて、型はめパズルなどもできるようになります。ただし、まだ誤飲のリスクはあるので、小さいパーツには注意が必要でしょう。
3歳:複雑な遊びができる
ストーリーを作って遊んだり、簡単なルールのある遊びも理解できるようになります。手先の器用さもぐっと上がるので、遊びの幅が一気に広がる時期ですね。とはいえ、興奮すると口に入れることもあるので、油断は禁物です。
実際に使ってよかった! おすすめ誕生日プレゼント3選
1. レゴ デュプロ はじめてのデュプロ
我が家で一番長く活躍しているのが
です! 通常のレゴより大きめサイズで、1歳半くらいから使えます。最初は2つ繋げるだけで大喜びだったのが、今では動物園や電車を作れるようになりました。
良かった点は、パーツが大きいので誤飲の心配が少ないこと、音が静かなこと、そして何より「飽きない」ことですね。セットを買い足せばどんどん遊びが広がるのも魅力的です。ただ、床に散らばったブロックを踏むと痛いので(笑)、片付けボックスも一緒に用意するといいでしょう。
2. ボーネルンド マグ・フォーマー ベーシックセット
磁石でくっつくブロック、
もかなりおすすめです。カチッとくっつく感覚が気持ちいいみたいで、子どもは夢中になります! 2歳くらいから平面で遊び始めて、3歳になると立体的な作品も作れるようになってきました。
何がいいって、音がほとんどしないんですよ。磁石がくっつく「カチッ」という音だけなので、マンションでも気兼ねなく遊べます。色も鮮やかで、色の認識にも役立っている気がしますね。注意点としては、磁石が外れないか定期的にチェックすることと、パーツが少し小さめなので1歳代は目を離さないことでしょうか。
3. くもん NEWくるくるチャイム
1歳の誕生日プレゼントなら、
が鉄板です! ボールを入れるとくるくる回って下から出てくる、というシンプルなおもちゃなんですけど、これが本当に飽きないんですよね。
音も「コロコロ」という優しい音だけなので、親のストレスも少ないです。手と目の協応動作の練習にもなりますし、色の勉強もできます。ボールが大きめなので誤飲の心配も少ないのが安心ポイントですね。ただ、ボールが5個しかないので、失くすと遊べなくなるのがちょっと残念なところです(笑)。予備を買っておくのもありかもしれません。
長く遊んでもらうための使い方のコツ
一度にすべて出さない
これ、意外と大事なんです! おもちゃをローテーションで出し入れすると、「あ、久しぶり!」という新鮮さが保てます。我が家では月に一度、おもちゃボックスの中身を入れ替えているんですよ。
親も一緒に遊ぶ時間を作る
最初は「これどうやって遊ぶの?」と子どもも分からないことがあります。一緒に遊びながら「こんな遊び方もあるよ」と提案すると、グッと遊びの幅が広がりますね。忙しい日々ですけど、週末だけでも一緒に遊ぶ時間を作ると、おもちゃの寿命も伸びる気がします!
片付けも遊びの一部に
「青いブロックを集めよう競争!」とか「10個数えながらお片付け」とか、片付け自体を遊びにしちゃうのもおすすめです。散らかりっぱなしだと親もイライラしちゃいますけど、ゲーム感覚だとお互い楽しいですよね。
安全に遊ぶための注意点
誤飲リスクの確認は定期的に
職場でよく見るのが、「小さい部品が取れて飲み込んだ」というケースです。定期的におもちゃをチェックして、パーツが緩んでいないか、割れていないかを確認しましょう。特に口に入れる1〜2歳代は、トイレットペーパーの芯(直径39mm)を通るものは危険だと覚えておくといいですね。
兄弟姉妹がいる場合の対策
上の子のおもちゃには小さいパーツがあることも多いですよね。下の子が触れない場所に保管するか、遊ぶ時間を分けるなど、工夫が必要です。「お兄ちゃんのおもちゃだから、大きくなったらね」と説明しても、1〜2歳にはまだ理解が難しいので、物理的に分けるのが確実でしょう。
騒音トラブルを避けるために
マンションやアパートだと、下の階への配慮も必要ですよね。床にプレイマットやラグを敷く、ブロックを投げたら一度遊びを中断する、夜間は静かなおもちゃだけにする、など、ちょっとした工夫で騒音は減らせます。ご近所付き合いも大事ですからね!
まとめ:子どもの成長に寄り添えるプレゼントを
1〜3歳の誕生日プレゼント、本当に悩ましいですけど、「長く遊べる」「安全」「静かめ」を基準に選ぶと失敗が少ないと思います! 今回ご紹介した3つは、実際に我が家や親戚で活躍している実績あり商品です。
ただ、おもちゃはあくまで「道具」であって、一番大切なのは一緒に遊ぶ時間ですよね。高価なおもちゃじゃなくても、親が笑顔で付き合ってくれることが、子どもにとっては最高のプレゼントなんじゃないかなと思います。誕生日、楽しい時間になるといいですね!
参考資料
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