この記事を読むことで消毒する理由やいつまで消毒するか解説していこうと思います。育児の参考になれば幸いです。それではまず、なぜ消毒する必要があるのか見ていきましょう!
なぜ消毒する必要があるのか
生まれた赤ちゃんは大人を小さくしたような見た目ですが、全てにおいて未熟な状態で生まれています。大人は感染症から身を守るために免疫機能を働かせますが、赤ちゃんはその免疫機能が未熟です。
要するに、赤ちゃんは容易に細菌に感染しやすいわけです。こちらにも記載しましたが母乳を飲むことで抗体を得て少しでも感染予防できるようにしていまが、親戚の風邪等が感染って入院するというのは少なくありません。
つまり、消毒しなければならない理由は感染症を予防する、ということです。
どの程度、消毒すればいいのか。
一般的に使用される消毒液は次亜塩素酸ナトリウムだと思われます。皆さんもおなじみ、乳幼児の消毒と言ったらミルトンが有名でしょう。
余談ですがうちは業務用の3Lタイプを買いました。3Lのキャップがミルトン容器の半分量、つまり、ミルトン容器に水を半分(一つ目の線)まで入れてキャップに次亜塩素を入れ混ぜるとちょうど良い。
次亜塩素酸ナトリウムの希釈液を作成します。作成方法は購入した取扱説明書を読んでください。
消毒時間は1時間です。次亜塩素酸ナトリウムのインタビューフォームによると細菌の殺菌は10分程度で消毒されますが、真菌の消毒は30〜60分かかるようです。
つまり、消毒は1時間かけましょう。
ちなみに何歳まで消毒する必要があるかについては調べたところ生後半年という医師の意見が多いようですが、スキャモンの発育曲線(上の図)を参考に考えると哺乳瓶を使っているのであればいつでも消毒していいと思われます。
冬だと胃腸炎のリスクもあります。次亜塩素酸ナトリウムはノロ・ロタウイルスを殺菌することもできます。また私たち自身が哺乳瓶を清潔に取り扱わないといけません。
まとめ
いつまで消毒するかについては議論の余地はあると思います。リンパ系を考えると成人レベルに達するには8歳を迎える時になります。
8歳まで待つ必要はないと思われますが、仮に胃腸炎となった場合、脱水しやすいです。予防できるのであれば予防し不要な外出は避けたいですね。
また、極度の脱水や経口摂取不能である場合、入院となる場合もありますので家で穏やかに過ごすためにも予防できるものは予防しましょう!
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