この記事を読むことで適切な乳房の含ませ方について解説していきます。適切な乳房の含ませ方を獲得することでママ・赤ちゃん共に適切な授乳ができ、母乳育児の手助けになればと思います。というのも適切な授乳ができないと母乳が出にくくなるからです。自分の望んだ母乳育児ができるよう願っております。
授乳するときのポイント
授乳するときにママ側は何を気をつけたらいいんでしょうか。それは、赤ちゃんの抱き方と乳頭の咥えさせ方にあります。ラッチオンと言って乳頭だけ咥えさせるのではなく、乳頭と乳輪を咥えさせる必要があります。要するに浅く咥えさせるのではなく深く咥えさせる必要があるわけです。動画で見た方がわかりやすいと思うので参考動画として下にリンクを貼っておきます。YouTubeでpigeonの公式が出している物です。
抱かせ方については咥えさせ方が守られていればママ・赤ちゃん共に楽な抱かせ方で大丈夫です。NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会の公式ホームページでは以下の動画を参考資料としてあげていましたのでご参考までに試聴してみてください。
母乳をあげる時の抱き方 Positions for breastfeeding
赤ちゃん側のポイント
赤ちゃん側の飲みたいサイン、皆様はご存じでしょうか?実は泣いている時に飲ませるでは少し遅いんです。赤ちゃんの覚醒度合いを6段階で示す、state(ステート)分類というものがあります。state1は深い睡眠、state6は啼泣を示します。実は空腹時啼泣とよく耳にしますが、泣いてから授乳するでは遅いんです。なぜかというと、赤ちゃんが泣いている=興奮しきっている状態で、授乳する際に勢いよく飲んでしまい、うまく飲むことができません。私たちも余裕がないと落ち着いて行動ができないように赤ちゃんも余裕を持って哺乳することで落ち着いて飲むことができます。そのため、授乳する適切なタイミングは目が開いていて覚醒状態が適切です。
前の授乳(母乳)から2時間程度空いていれば授乳してもらっても大丈夫です。混同しがちですが、人工乳の場合は3時間ごとに飲ませたほうが摂取カロリー的にも開ける必要があるのですが、母乳の場合は頻回に授乳しても毎回の母乳の成分が少し違うため、腹持ちも授乳間隔によって変わってきます。
まとめ
今回は授乳するときのポイントをまとめました。ママ側はラッチオンと姿勢を調整。深くまで咥えさせることが大切です。赤ちゃん側のタイミングも大事であまり興奮した時に飲ませると興奮してしまいうまく飲むことができません。state分類の3~5程度を目安に飲ませましょう。
この記事が母乳育児をするきっかけや何かを調べるきっかけになれたら嬉しいです。母乳育児は誰でもできます!
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