最新!脳科学的に正しい妊娠中から赤ちゃんにできる4つのこととは?

レビュー

この記事では、人間の脳の発達と精神障害の遺伝学に関与する遺伝子の分離と特性評価に特別な研究を行っている発達分子生物学者「ジョン・メディナ博士著の100万人が信頼した脳科学者の 絶対に賢い子になる子育てバイブル」を参考に解説していこうと思います!

科学的に正しい妊娠中にできる4つのポイントとは?

お腹の赤ちゃん

それでは妊娠中にできる脳科学的に正しい4つのポイントは以下です。

  • 体重
  • 栄養
  • ストレス
  • 運動

以上4つのポイントが科学的に証明された、妊娠中にすべきことになります。詳しく見ていきましょう!

体重

妊娠中の適切な体重管理イメージ

妊娠がわかり、産婦人科に受診するとまず言われるのが「体重を増やしすぎないように」の一言だと思います。

脳科学的に赤ちゃんにとっていいこと一つ目は体重です。妊娠経過中、適切な体重を管理することで赤ちゃんの脳にとっていいことがあります。

ピンとこないと思いますが、単純に赤ちゃんの体重が増えればもちろん、脳も重さが増え賢い子になることが見込まれます。

ただ、論文等で調べた結果は赤ちゃんの体重3000gを超えるとそこまで差がないことがわかりました。

基本的に食事で体重をコントロールします。過剰な食事をして増えた時、ママの体ではインスリンと言って血糖を取り込むホルモンが分泌されます。

赤ちゃんに栄養が届く前にママの細胞に血糖が取り込まれてしまい、赤ちゃんまで届かず、栄養不足という状態になり得ます。

生き物にはゴルディロックスの原理というものが適応されるみたいです。ゴルディロックスの原理とは良い塩梅とかちょうど良い等の意味です。

体重に関しても良い量、良い塩梅がありますので、過剰摂取は控えましょう。次はそんな食事の質の話です。

栄養

妊娠中の適切な栄養摂取,葉酸,オメガ3脂肪酸

さて、よく葉酸を摂りましょう!と聞きますが科学的に言えば正解です。葉酸は主に神経細胞の細胞分裂で使用されます。葉酸不足では二分脊椎(背骨内にある神経がうまく分裂できない状態)になる可能性が高くなることが知られています。(葉酸についての詳しい記事はこちら:これで安心!産まれる前から赤ちゃんのためにできること!)

こちらについても適正量をとることが薦められます。また、オメガ3脂肪酸の摂取も大切です。脳細胞が使う脂肪がオメガ3脂肪酸なのです。

よく頭にいいと言われる所以ですね。青魚に多く含まれており、サバの水煮缶等に多く含まれています。また母乳中にも多く含まれており、大事な栄養素だということがわかると思います。(おすすめの鯖缶(伊藤食品 缶詰  美味しい鯖(さば)水煮 by Amazon,伊藤食品 缶詰  鯖(さば) 味噌煮 by Amazon)因みに甘い味噌煮が好きなら上記リンクの味噌煮がおすすめです。美味です!

コラム

よく、「妊娠後に好きなものが変わった!」または「今まで食べなかったものが食べたくなった!」と言われます。私もそうでしたが(カツオのたたきがダメになりました)、この食事の変化は赤ちゃんが求めているものなのでしょうか?

答えはYesでもNoでもないです。まだ科学的な理由はわかっていないそうです。

ただ、妊娠することで相対的に貧血状態になります。ママが出産に備え、水分を蓄え出産で少なからず出る出血を抑えようとします。

つまり血液が普段より薄くなっている状態です。一般的に貧血状態だと異食をすることがあります。例えば、氷をガリガリ無性に食べたくなる人は貧血の可能性があります。もちろんただの癖ということもありますが。

あくまで推測ですが、相対的に貧血になって普段とは違うものを食べたくなる?食事の変化となるのかもしれません。

そして脳科学的に正しい栄養はバランスよく食べることと、葉酸・オメガ3脂肪酸を適正量摂取することにあります!

ストレス

妊娠中のストレスイメージ

私たちは少なからずストレスを感じて生きています。適度なストレスは成長を促しますが、過度なストレスは害となる場合が多いです。

お腹にいる赤ちゃんには害を与えてしまいます。具体的にいうと、「アイスストーム」という災害が起こった年の地域を調べた研究で明らかとなっています。

過剰なストレス(災害)を受けたママはストレスホルモンを分泌します。そのストレスホルモンが、赤ちゃんの脳の成長を妨げ、5歳まで追跡した研究では他のこども(災害を経験しなかった)に比べて癇癪を起こしやすかったり、あやしても効かず、IQが低く脳の萎縮も見られた。

どこにいても災害でのストレスをコントロールはしにくいですが、それでもストレスをコントロールする方法はあります。

まず、1週間程度ストレスを感じることをメモしてください。その後、ストレスと感じることがある出来事で自分がコントロールできることをなるべく避けたり対策を練りましょう。

そうすることでストレスをコントロールし過剰なストレス環境から身を遠ざけることができます。

運動

運動する妊婦イメージ

適度な運動はストレス発散効果もあり、血液の流れも良くなるためむくみの改善も期待できます。血液の流れが良くなることで赤ちゃんへの栄養・酸素も供給されwin-winの関係になれます。

また、出産に備えた体力作りにもなります。ただし過剰な運動は赤ちゃんの酸欠を招いたりしますので有酸素運動…つまり息が上がらない程度の散歩がいいです。

長時間の散歩もいいですがお腹の張りや妊娠後期だと腰回りとの相談になると思います。いい塩梅を自分で探していきましょう!

まとめ

今回は脳科学の視点から妊娠中にできる科学的に正しい4つのことについて解説していきました。適切な体重管理、適切な量の栄養摂取、ストレスのコントロール、適度な運動です。

どれも生まれてくる赤ちゃんにとって大切なことです。乱暴な言い方になりますが、妊娠したら赤ちゃんは勝手に育ちます。しかし、妊娠中も意識して調整できることを調整することで生まれる前から子育てをすることができます。

しかも、知らないと赤ちゃんにとっては損することになります。幸せな我が子の未来を担うのは私たち親の知識量にかかってきます。

適切な知識を身につけ幸せな家庭を一緒に築いていきましょう!一人でも多くの方が知識を身につけ、楽しい子育ての知恵となることを祈っております。

参考資料

いつもシェアして下さりありがとうございます!少しでも色んな人に知識が行き渡りますように...!

コメント

タイトルとURLをコピーしました