この記事を読む前にこちらをご覧ください(仕組みを理解して母乳育児の手助けに!母乳はどのようにして作られるのか。)。
さてこの記事では、搾乳機について考察していこうと思います。上の記事で記載してますが、母乳が乳房中に溜まった状態でいると母乳産生が減ってしまいます。つまり母乳量が減ります。
私は母乳育児をメインで考えていたので母乳量維持のために搾乳機を検討していました。現在私と同じ小児科で働いている先輩看護師が元々NICUや産婦人科で働いており、私自身もいろいろ調べた結果、medelaの搾乳機を購入することにしました。
ちなみに私はこちら(ダブルポンプ式medela)を使用していました。
いろいろ考察して最終的な理由について述べようと思いますので、まずは手動の搾乳機と児童の搾乳機について考察していこうと思います。
手動の搾乳機・児童の搾乳機
手動の搾乳機
まず手動の搾乳機ですが、もし搾乳することを考えているのであれば手動はお勧めしません。授乳期間は1年以上になることが一般的です。
その間に沐浴や抱っこをする際、手を使います。手動の搾乳機は手を使って搾乳しますが、手関節炎になりやすく、搾乳することが億劫になってしまいます。(手関節炎は腱鞘炎のようなもの)
ただ経済的理由を考えると安いのがメリットとなりますが、授乳期間や産後の身体であることを考えると自動の搾乳機を買った方が身体のためです。
手動の搾乳機はこちら(Amazon:メデラ 搾乳機 (手動) ハーモニー手動搾乳機 軽量で小型 コンパクトでお手入れが簡単 母乳育児をやさしくサポート ハーモニー単品 0か月~)
自動の搾乳機
さて、私がお勧めするのは自動搾乳機の方です。手動も試しましたがやはり手が疲れてしまい、育児の妨げになりそうでした。
少し高価でしたが、買ってよかった代物です。(amazon:搾乳機 電動 スイング・マキシ電動さく乳器(電動・ダブルポンプ) はじめてセットWS)
ちなみにピジョン(Amazon:さく乳器 (電動タイプ) 高性能 母乳アシスト プロ パーソナル プラス)のやつは自分で吸引圧を調整できるようです。
なぜピジョンではなくmedelaにしたのか。理由を詳しく記載していきます。
私がmedela社の搾乳機を購入した理由
一番の理由は、吸引のタイミングです。medelaの方は吸引タイミングを赤ちゃんの吸啜するタイミングと同じように作っているそうで確かに、初めはゆっくり後半はリズミカルに吸引され搾乳量もそれなりに取れました。
ピジョンの方は自己調整できるので自分のタイミングに調整できますが、しっかり吸引できているのか不安であり、搾乳量も減ってしまうと思ったのでmedelaにしました。
直接搾乳量の違いを見たわけではありませんが、自分が使いやすい方を選ぶといいです。medelaの方は胸に押し当てるパッドのサイズが何段階かあるので自分に合ったサイズを選んで搾乳しましょう。
ダブルポンプ式とシングルポンプ式
最後になりますが、搾乳機にはダブルポンプ式とシングルポンプ式があります。授乳した後の乳房はほぼからになりますが、(ここにも記載してますが)、母乳量を確保するためになるべく空の状態が理想的です。
シングルでも足りますが、時々赤ちゃんの授乳間隔が空くことがあるため、ダブルポンプで両方搾乳するのもありだと思います。
搾乳後の取り扱い
両方の乳首が刺激され射乳を促すホルモンが両方の乳房から分泌され、母乳量確保につながると思われます。
搾乳した母乳は冷蔵庫に入れ保存できます。プラスチック製の哺乳瓶でしたので、私のうちは瓶タイプの(Amazon:母乳実感100ml/Amazon:母乳実感200ml)を別で購入してました。
プラスチック製の哺乳瓶だと湯煎で温めますが熱が伝わりにくく、小児科病棟でも使っていた母乳実感の瓶がいいと思い購入。ガラス製は熱伝導率が高くすぐ温まります(逆に覚ますのも早いです)
母乳実感の乳首も我が娘に合ったのか、うまく飲めていました。ピジョンの他の乳首ではうまく飲めなかったのですが、生まれた病院も同じ母乳実感だったからかもしれませんが…。
こればかりは買って試すしかないですが、赤ちゃんに合った乳首を選ぶ必要があります。乳首にはサイズがあり、穴の大きさも乳首の種類によって違いますので商品のラベルをしっかり見ましょう!
まとめ
搾乳機にはいろいろありますが、育児中に行う搾乳はなるべく楽をしたほうがいいです。およそ2〜3時間毎の授乳は身体に応えます。短眠はなかなか疲労が取れず搾乳に時間をかけるより身体が休めるようにした方がなるべくストレスフリーになるよう環境を整えるのも大切です。
育児はぎりぎりではなく少しゆとりのある育児をした方が健やかな成長が望めると思います。少し環境を整えることで身体を休めるのであれば育児用品に投資しましょう。
適切な知識を用いてストレスフリーな育児を目指しましょう!より良い幸せな家庭・人生のために一緒に頑張っていきましょう!
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