どうもこんにちは!小児科看護師(9年目)のまろんです!
医療情報について: このページは、家庭で確認しやすい一般的な情報を整理したものです。診断・治療・薬の使用判断の代わりにはなりません。
呼吸が苦しそう、ぐったりしている、けいれん後の様子がおかしい、水分が取れない、生後3か月未満など心配なサインがある場合は、119番、救急受診、または地域の子ども医療電話相談 #8000 などへ早めに相談してください。
要点: 乳幼児の熱中症対策は「エアコン等での室温管理」「首・脇・内股の冷却」「こまめな水分補給」の3本柱。乳幼児はアスファルトからの照り返しを大人より強く受けるため、外出時の地面近くの温度に注意。ぐったり・意識がおかしい・高体温が続く場合は即119番。
昨今の夏は異常な暑さでここ最近も(2024/07/09現在)は40度近く梅雨も明けてないためジメジメした嫌な季節になりました。
40度というと発熱の人とくっついているのと同じ…ということになります。
そこで心配になるのは熱中症。各メディア・SNSでも取り上げられていますが、ここでは子供に焦点を当てて熱中症の予防方法を解説していこうと思います。主に乳幼児の話せない子たちにどういった熱中症対策が必要なのか見ていきましょう!
乳幼児の熱中症を防ぐには?具体的な対策
まず、熱中症についておさらいしておきましょう。
「熱中症とは、高温多湿の中で長時間作業し続けると体温調整機能が正常に働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態」です。
要するに体温がうまく調整できずに熱がこもってしまう状態です。
乳幼児の熱中症対策で一番効果的なのは?
さて、体温がうまく調整できず熱がこもってしまうのであれば、あらかじめ熱がこもらない様に対策をすればいいわけです。乳幼児の熱中症対策は「大人である私たちがいかに冷却し脱水を予防できるかが鍵」です。
まずは体を冷却する方法から見ていきましょう!全部で3つあります。

一つ目、簡単にできる室温調整は「エアコン」です。電気代が上がっていてなかなか使いにくいと思いますが、熱中症で病院にかかる時間と手間、下手すれば1泊程度入院する可能性もあります。
私たち親の時代は真夏で外に出て遊んでいても水分さえとっていれば楽しく遊んでいられましたが、今の時代は高温過ぎて不可能です。大人しくエアコンをつけましょう。
二つ目は首・脇の下・内股を冷やすです。特に外出中に行える最強の冷却方法です。長時間外出する際にはこの方法が一番予防になるんじゃないかなと思います。
最後三つ目は冷え切った飲み物を飲ませること。なるべくNaが含まれたものがよく、糖分は少なめが良いです。ただし、脱水が進んで閉まっている場合は糖分があった方が細胞内脱水を良くしてくれますので、病院に行くくらいなら無理せず糖分ありを飲んでもいいと思います。
さて、最後に脱水予防編です。
一つ目、汗をなるべくかかないです。環境編と被るところがありますが、なるべく汗がかかない様な環境に身を置くことが大事です。直射日光に当たるとじわっと汗が出ますが、子どもは大人が思った以上に水分含有量が多くすぐに脱水になってしまいます…
それに大人はそこまで汗かいてないけど子どもはめちゃくちゃ汗をかいているってこともあるんじゃないでしょうか?好きなものでいいので水分補給は大人以上にこまめに摂らせましょう。
ちょっと答えを言ってしまいましたが、二つ目は水分補給です。水分補給無くして脱水の予防にはなりませんので水分はこまめに摂りましょう!
要注意!乳幼児だからこそあり得る熱中症の原因
熱中症の予防は「冷却」と「水分補給」をさんざん謳ってきましたが、これだけ気にしていればいいわけではありません。
乳幼児だと一人で歩けたり、ベビーカーに乗せる機会が多いと思います。一人で(または手を繋いで)歩く場合、子どもはアスファルトからの照り返しを全身で受けます。身長が短い分、反射熱の影響を強く受けるため、熱を受け取りやすいです。

また、ベビーカーはサンシェードを使うと子供の様子を伺えないっていうデメリットもあります。また地面に近いためこちらも反射熱の影響を大人より受けやすいです。
ぜひ子供の視点に立って熱中症予防をおこなっていただきたいところです。
【熱中症 受診判断チェック】
- 🚨 今すぐ119番(救急車を呼ぶ)
- 意識がない・ぐったりして反応がない
- けいれんが起きた
- 呼びかけに反応しない・会話がかみ合わない
- 体が熱く汗をかかなくなっている(高度熱中症のサイン)
- ⚠️ すぐに涼しい場所へ移動+今夜受診
- 顔が真っ赤で体温が高く機嫌が非常に悪い
- 水分を飲もうとしない・飲んでも嘔吐する
- 半日以上おしっこが出ていない
- 📅 まず涼しい場所で水分補給・様子を見る
- 汗をかいているが機嫌はよく水分が取れる
- 少し休んだら元気が戻ってきた
まろんの臨床メモ: 夏場の病棟では熱中症や脱水の疑いで運ばれてくるお子さんが増えます。ベビーカーや抱っこひもでの外出中、大人が「暑いけど大丈夫かな」と感じた時点では、お子さんはすでに相当な熱量を受けていることがあります。こまめな水分補給と、外出先でも涼しい場所(ショッピングモール等)を活用する判断が重要です。
まとめ
以上参考になれば嬉しいです!乳幼児の熱中症予防は基本外に出ないことに越したことはありません。しかし、やむなく出なければならないこと、せっかくの夏、息抜きも入れて旅行に行く家族も多いと思います。
どうか、旅先で無病で過ごせるよう、健康知識をつけて楽しい人生を歩みましょう!
いつもSNS等で拡散していただきありがとうございます!少しで多くの人に知識を広めて無病に過ごせることを祈ります!


コメント