どうもこんにちは!小児科看護師のまろんです!今日は「子どものしつけ」について考えていこうと思います。
まずこの記事では言葉の定義づけからしていこうと思います。「しつけ」って抽象的だと思いませんか?抽象的な概念をそのまま使っても具体的な子育てにつながらないので定義づけて具体化していきます!
子どもの「しつけ」、意味を具体的に言えますか?
そもそもしつけってなに?
多くの方が「しつけ」を正確に言えないんじゃないかなーって思います。私も最初「しつけ」って一般常識を覚えさせる、程度の認識でした。
しつけを調べると厚生労働省がこんな定義を出してました。
子どもの人格や才能等を伸ばし、社会において自律した生活を送れるようにすること等の目的から、子どもをサポートして社会性を育む行為。
引用:体罰等によらない子育てのために ~ みんなで育児を支える社会に ~ ー厚生労働省ー
簡単に言い換えると
「子どもが社会で仲良く、自分らしく生きていくために、大人たちがサポートすること」
になるのかなーって思います。続きまして人格や才能ってなんですかね?
人格・才能等って何だろう?
人格とは「ヒトガラ」や「人間としてのあり方」、「倫理観」「道徳観」「価値観」「信念」「性格」「個性」とかといった言葉でまとめられるようです。
どの言葉も、主要言語をある程度取得しないと難しそうですね…話している言葉の意味や文字を認識する力・理解力によって適切な介入が必要な雰囲気を感じます。
人格を育てるって難しそう……しつけって言葉でまとめちゃダメそうですね。
才能とは「ある分野において優れた能力を発揮すること」です。赤ちゃんから持っている才能って多分「好奇心」「何でもチャレンジする精神力」「努力じゃなくて遊びながら習得できる」なんかじゃないかなーって思っております。それらを伸ばすまでは行かないけど阻害しないようにするのが大切なんじゃないかなーって思います。
才能って生まれつきのイメージが強いですが、今は生まれた後でも伸ばせることが知られています。私たち親は子どもをサポートして阻害しないようにするのがいいでしょう。
社会性とは?
社会性って何でしょうか?調べてみると、ある集団内での「コミュニケーション」「共感能力」「協調能力」「責任能力」「規律性」なんて言葉が出てきました。
人間関係を円滑に進めるための技術…スキルといったところでしょうか?確かに全て人間関係を保つためには必要なスキルです。しかもこれらは成長途中で獲得しその子本人が伸ばしていく、周りの関わりが大切になってくるのかなと思います。
まとめ
一旦まとめましょう!しつけとは「子どもが社会で仲良く、自分らしく生きていくために、大人たちがサポートすること」です。
具体的には、
- 愛情を注ぎ、安心感を与える
- 話をよく聞いて、気持ちを理解する
- 友達と遊ぶ機会を作る
- ルールやマナーを教える
- 困っている人を助けようとする心を育む
など、様々な方法があります。子どもが社会性を育むことは、将来、幸せな人生を送るためにとても大切です。
皆様の中で「しつけ」の意味づけができたなら幸いです!次回は、「しつけはいつから始めらばいいのか?」を解説していこうと思います!
以上参考になれば嬉しいです。いつもSNS等でシェアしていただきありがとうございます!
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