どうもこんにちは!小児科看護師のまろんです!前回に引き続き食中毒予防の食中・食後、片付けで予防できることがありますので解説して行きます!
食事中にできる食中毒予防!
みなさんは食事中に食中毒の予防ができるのか?と疑問に思う方もいると思いますが、意外とできることが多いんです。
食事する直前にあることで食中毒を予防しよう!
まず皆さんは食事を摂る直前、手を洗ってますか?箸やフォーク・スプーンを使って食べる場合も手を洗いましょう!疑わしきは有罪です。食品衛生の観点で疑われるリスクは排除しておくに越したことはないからです。
翌日に持ち越した料理は必ず○○して食中毒を予防しよう!
また、調理された料理を早めに食べてしまうのも食中毒予防の観点では正解です。よく、カレーを翌日に持ち越し食べる方もいますが、それにより食中毒を起こすって割と多いです。調理してから時間が経つと料理が雑菌の繁殖しやすい温度帯を通過し雑菌が繁殖しやすいんですね。
例えば100度まで上がった料理、加熱しなければ徐々に常温に下がって行きますが、雑菌が繁殖しやすいのは40度前後。常温と40度台は温度に差がないのでゆっくり時間をかけて下がって行きます。その過程で食中毒を発生されるほどの菌数に増殖してしまうんですね。
もちろん作り置きをした際は十分に再加熱をすればいいのですが、食品の中心温度と加熱時間が重要でしてリスクを下げるためには必須な行程になります。
すき焼きや焼き肉・しゃぶしゃぶなどは○○を使い分けて食中毒予防!
さて、すき焼き・焼き肉・しゃぶしゃぶなどは生肉をつかんで鍋等に入れて食べると思います。その際に、肉を箸でつかんで入れますが食べる箸と調理する箸(肉をつかむ箸)を分けて使用することで食中毒のリスクを下げられます!
加熱すればリスクは下がりますが、生肉を触った箸で食べたら意味がありませんから当然と言えば当然です。大着するほど感染症リスクが高まるのはすべての行程において言えることなのでこれでもかってくらいに予防しましょう!
食べるときに一番注意したいのは○○
さて、食べるときが食中毒を予防するための最後の砦です。皆さんは何に注意すれば食中毒を予防できると思いますか?
答えはにおいや味です。原因の分からない変なにおい・変な味がしたら食べるのを止めましょう。食中毒菌が繁殖し匂い・味に変化が出た可能性が高いからです。
後片付けでも食中毒を予防できる!
さて最後に後片付けで食中毒を予防する方法を見て行きましょう!
食器洗いはいつしてますか?
一人暮らしだとあるかもしれませんが、まとめて洗う、時間を置いて洗うのは食中毒の予防の観点からNGです。水に浸け溶けばいいじゃないかって人もいるかもしれませんが、水の中で雑菌が繁殖しますし、細かな傷に細菌が入り込んでしまう可能性もありますので注意が必要です。
食べ終わったらすぐに洗って乾かしましょう!
洗い物に使用しているスポンジはどうしてますか?
みなさんは洗い終わった後、洗剤を含ませたスポンジをどうしてますか?
洗剤は汚れを落とすためだけ(洗浄効果)があり、一部製品では除菌を謳うものもあります。しかし、基本的に泡を残したままにしているとお風呂と同じでカビたり雑菌の温床となります。
食洗が終わったらスポンジを絞って水・洗剤ごと落とし乾かしましょう!
流しは清潔ですか?
これで最後です。流し周りは綺麗ですか?三角コーナーや流しの隅は汚れが溜まりやすいです。排水溝も汚れやすいので定期的に掃除して汚れにたまる細菌を駆逐しましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?食中毒予防結構やることが多くてびっくりしたかもしれません。私も調べててこんなにあるんだ、ここできてないやってことが多かったので、皆さんも是非一つ一つ丁寧に注意し無駄な感染症一つを駆逐しましょう!
胃腸炎で家族が崩壊するのが一番きついです…気をつけてください!
以上参考になれば嬉しいです!SNS等でシェアしていただきありがとうございます!一緒に子育てを楽しく幸せな物にできたら幸いです!一人でも多くの方が食中毒と無縁な生活を送れることを願います…!
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