どうもこんにちは!小児科看護師のまろんです!
今日は子どもの食事における健康について考えていこうと思います。小さい頃の食事習慣が大人になってからも生活習慣病の引き金になるなんて話が多いですが、小さい頃の習慣、皆さんにはありますか?
私はついつい頑張ったご褒美にアイスを食べてしまったり・・・
話を戻して、子どもの健康な食事について考えるべき点は3つです。
- 摂取する「たべもの」
- 栄養
- 食育
1の摂取する「たべもの」は言われるまでもないですね。
例えば、砂糖・食物油脂・塩・醸造酒・人工甘味料・添加されたビタミン類などなど。
砂糖に限らず、果糖ブドウ糖などの血糖値を爆上げする食品は以外にも多く、成分原材料を見てみるとよくわからない減量が入っていたりします。みなさんはそれが体にどういった影響を与えるかわかりますか?
自分の身体にいい塩梅で食事を済ませた場合、睡眠・運動をしっかり行なっていれば基本的に不調になる可能性は低いです。
しかし、添加物多めの調味料や食材は人類の歴史的にはここ最近で始めたものでそれらを長期摂取した場合、身体にどの様な影響があるかは不明です。
2の栄養についてです。もちろん栄養バランスの良い食事をとりましょう。緑黄色野菜に魚・肉を食べられるように料理しましょう。
各年齢において必要なカロリー栄養は異なりますが、タンパク質を多くとり脂質・糖質と気にして摂取してあげれば良いのかなーって思われます。
日本人の各年齢ごとの必要な栄養・カロリーについてはこちらを参照ください。(厚生労働省:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より)
栄養面でさらに語るとAGEs(終末糖化産物)は離せないでしょう。
AGEsは加熱することでタンパク質と糖がくっつき、生成される物質。こやつは体内に入り体細胞の蛋白質を破壊、微々たる炎症を起こし老化を促進する要因となります。
さらに厄介なことに、排出もされにくいので子供の人生・健康を考えたら外せない話題でしょう。
3は食育です。ここ最近は孤食なんて言葉も出てきました。
食事に関する知識や食べることの楽しさを教えることが大切であると言われます。
孤食とは、子供が一人でご飯を食べること。
これの悪影響は、食事のマナーや食事の楽しさを享受できず、ただ口に入れる行為で終わる点。
家族で食べることで食体験の共有や食事のマナー・栄養バランスの取れた食事になります。
ご飯を美味しいと思って食べるだけで食に満足度が上がり、満腹感に増加につながるので体重過多にもなりにくく、健康な食事に一歩近づけるのではないでしょうか?
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?子供の健康な食事を考えるに当たっては、①「たべもの」②「栄養」③「食育」が大切です。
具体的な方法としましては①バランスの良い食事(肉や魚は日毎に変える、野菜は満遍なく食べる)や原材料表記を見て原料そのもののものを食べることが健康に付与します。
②はカロリーや栄養バランスを考える必要があります。一回の食事でどの程度、タンパク質・脂質・糖質が取れてるか。年齢によるので、厚労省のガイドラインを参照しましょう。
③孤食はいいことがないです。食育を進めて子どもと一緒に健康な食事を手に入れましょう!
ということになります。以上参考になれば嬉しいです!
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