うんちが出るトイトレ!最新のトイトレのやり方!

一般

この記事を読むことでトイレトレーニング(トイトレ)の科学的に正しい方法について理解することができます。そもそも、排泄の自立はヒトだけにみられる現象です。つまり、乳幼児に取得してもらう必要があります。

一方で、間違ったトイレットトレーニングを行なってしまうと便秘になったり健やかな成長の妨げになる恐れもあります。今回はアメリカ小児科学会が出している、トイレットトレーニングのガイドラインを参考に紹介していこうと思います!

そもそもトイレットトレーニングとは?

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トイトレの定義

トイレットトレーニング・トイレトレーニング・トイトレ(以下、トイトレ)等いろいろな表現がありますが、どれもが「排泄の自立」つまり、「尿意や便意を感じた際、トイレに向かい排泄すること」です。

要するにトイトレのゴール・最終目標は「尿意や便意を感じたらトイレに向かいトイレで排泄すること」となります。

ただ、適切なトイトレの開始時期はいつなのでしょうか?トイトレに必要な手順や獲得する内容は…等、疑問が残ります。育児書にもいろいろ記載がありますが、ガイドラインに沿って解説していきます!

トイトレを開始する適切なタイミングとは?

日本の育児書には年齢を基準に開始することが多いようですが、アメリカ小児科学会、トイトレのガイドラインには2歳以前から始めることは勧められないとしています。

そもそも子どもの成長は個人差があり、年齢で線引きするのは難しいようです。それならどのようにしてタイミングを測るか。トイトレのガイドラインではトイトレができる状態を7つのポイントで記載しています。

トイトレの準備が整ったと判断できる7つのポイント

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  1. 親の行動をまねることができる
  2. 持ち物を決まったところに片付けることができる
  3. 自分の意思で「いや」と言えること
  4. トイレットトレーニングへ関心を示す
  5. 歩き、座ることができる
  6. 排尿、排便の開始を知らせることができる
  7. 服(ズボン・パンツ)を下ろしたりあげたりすることができる

上記7つのポイントが揃うとトイトレを開始する準備完了の合図となります。一応目安で年齢は生後18ヶ月〜2歳半までとしていますが、日本とアメリカでは生活環境が違うのであくまで参考にするようにしましょう!

赤ちゃんの成長は個人差があります!数字にとらわれず、子供のできることに目を向けて一歩一歩成長の階段を登っていけるようサポートしましょう!

それではトイトレの開始準備完了がわかったところで次にどのような手順でトイトレを行うのか、みていきましょう!

トイトレの準備完了、条件が整った後にするトイトレ方法

これに至っても7つのポイントに具体的に記載してくれています。

  1. おまるの準備
  2. おまるに寝れるよう子供部屋に置いて椅子として使う
  3. おまるを一定の場所に設置する
  4. おまるに恐怖心を覚えさせないよう、子供を急かさない。1〜2ヶ月かけても良い。
  5. 服を着たママおまるに座らせる
  6. 慣れた頃に服のままおまるに座らせる。
  7. おむつの中にした便をおまるに移して子供に見せる。
出典:トイレトレーニング おまる – No: 5105761|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

頻度については記載はありませんが、子供の様子を伺いながらできるところまでゆっくりとしつけることが大切です。もちろん、できないことを怒ること・恥に訴えること等ネガティブなことを言うのはNGです。

トイトレのネガティブな印象を持たせると乳幼児の便秘に繋がり、大人まで引きずってしまう可能性が高いからです。

そしてガイドラインにはトイトレの成功を促すコツが記載してあります。

トイトレ成功する6つのコツとは

成長のイメージ
出典:赤ちゃん 成長 セットイラスト – No: 22767857/無料イラストなら「イラストAC」
  1. 子供の真似する能力を利用して親の排泄を子供に見せる
  2. 男の子でも最初は座って練習させる。座ってさせることで排便の練習を妨げにならないようにする
  3. 最初は1日1回、ゆっくり導入する。
  4. 排便の前兆に気づき(表情やいきみ)すぐにおまるに座らせる
  5. うまく尿意や便意を伝えられたら必ずほめる
  6. 排泄後、水を流したい子供には流させるが、怖がる子供には排泄物を消え去ることが怖いことではないことを教えて安心させる。

ガイドラインでは親の準備期間についても触れています。親の準備期間とは上記のポイントを抑えること、適切な情報に触れることが大切と記載されています。

トイトレのトラブルシューティング

さて、最後にトイトレがうまくいかない人に送るトラブルシューティングを解説していこうと思います。

もうすぐ3歳だけどまだトイトレができない

もうすぐ3歳だけどまだトイトレができない。これは上記通り焦らず行っていくことが重要です。まずは準備編で子どもの準備が整ってるか確認しましょう。その上で成功させるための6つのポイントを押さえ、排泄がトイレでできたら褒めたりご褒美(シール貼ったり)を与え習慣化しましょう!

踏み台は必要?

踏み台はある方がいいです。というのも、便座に座った際に足がぷらぷら浮いてしまうと排泄に集中できなくなるので排泄が途絶えます。そして踏み台のデザインについては無地がいいです。キャラ物だとそちらん興味が行ってしまい、トイトレの妨げになります。

トイトレには絵本が効くの?

トイレでの排泄を絵本で見せてイメージさせる…ということだと思いますがガイドラインや論文は見当たりません。しかし、全く意味がないとも言えないので試してみるのはアリです!

ガイドライン的には絵本ではなく、私たち親のトイレを見せて模倣させる方が効果的です。

トイトレでうんちが出ない

基本的にガイドライン通りにやっていればトイトレはうまくいくと思いますが、排便だけ難しい場合があります。

というのも尿より便の方が出にくい、多くの方が経験することです。
要因を考えると便意を感じるには直腸に便が来た際に感じます。我慢が続くと便意を感じる閾値が上がり便意を感じにくくなります。

また、便自体が硬いとやはり出にくいです。食物繊維を多く摂ったり腸内細菌に良い食べ物を摂取することを心がけましょう!

さらに詳しい便秘の対策はこちら

まとめ

科学的に正しいトイトレの手順について解説していきました。乳幼児の適切なトイトレ導入タイミングはその子によって違います。

獲得にかかる時間もその子によって変わりますので決して周りの子と比べるのではなく、昨日と比べてどうか、もし昨日と比べて後退していても責めずに再度教育していきましょう。

私たち大人も覚えるのには時間がかかりますし、一度で覚えられる人はいません。何度も繰り返し覚えていくのです。乳幼児でも同じです。

適切な知識を身につけ健やかな成長をサポートしてきたいですね!以上参考になれば嬉しいです!

いつもシェアして下さりありがとうございます!少しでも色んな人に知識が行き渡りますように...!

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